孔内水平載荷試験は、ボーリング孔内において孔壁面をガス圧や油圧を利用して加圧したときの孔壁面の変形量を測定することにより、地盤の強さや変形特性を調べる試験であり、ボーリング孔壁が崩壊しなければ、すべての土質・岩盤・深度で適用することができます。
孔内水平載荷試験は載荷方法により3種類に大別されます。
1. A型:等分布荷重方式・1室型 LLT(測定管が1室のゴムチューブ製測定セルで構成。)
2. B型:等分布荷重方式・3室型 プレシオメータ(測定管がゴムチューブ製の測定用メインセルと上下のガードセルで構成。)
3. C型:等分布変位方式 KKT(測定管がゴムチューブ製の測定用メインセルと上下のガードセルで構成。)
試験は地盤工学会基準に従い実施します。
孔内水平載荷試験では、変形係数や水平地盤反力係数などを求めることができます。孔内水平載荷試験で得られた変形係数は、室内土質試験で得られる値とほぼ同等と報告がなされています。
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